債務整理と老後破産を防ぐためのコツ

老後の借金返済

65歳になると定年退職になる方が多く、そうなると借金返済は容易ではありません。サラリーマン時代に返済が厳しかった人は、老後になるともっと厳しくなります。年金は給料より少ないでしょうから、家計のやりくりはもっと大変になるでしょう。老後破産を防ぐためには、若いうちに借金を完済しておく必要があります。例えばカードローンのターゲットは20代~40代となっており、50代以降は借りるのが難しくなってきます。60代になるとさらに厳しくなりますが、これは返済に時間がかかるためです。

老後破産をするよりも、老後になる前に解決できない借金は終えておくのが基本でしょう。債務整理をすればどのような借金でも解決することができます。連帯保証人付きのローンを個人再生・自己破産などで整理するときは、事前に保証人と話し合っておきましょう。任意整理なら整理したいローンだけを債務整理することが可能です。老後まで借金が残ってしまうのは大変なので、早め早めに完済を意識してください。できれば50代でローン返済を終えておくのが好ましいです。

老後破産をする状況というのは、資産がほとんどない状態を意味します。自己破産をすると家を失うことになりますし、現金も99万円までしか残せません。退職してから貯金がほとんどない状態は非常に辛いでしょう。必要最低限の家財は残せますが、贅沢をすることは当然できません。老後のことを考えるならば、老後に債務整理をするのは得策ではないのです。住宅ローンや自動車ローンは計画的に返済しやすいですし、いざとなればこれらを売却することも可能でしょう。しかしカードローンやキャッシングなどのローンに関しては、利息が大きいので毎月返済してもほとんど利息が減らないケースになりやすいです。

老後破産の現実と弁護士相談

カードローンなどの多目的ローンは、すぐに返済できそうで難しいものです。100万円の返済をするのに10年以上かかってしまう方は少なくありません。繰り返し借り入れができますし、返した直後に借りることもできるので、本気で返済しようと決めないとなかなか終わりません。カードローンの返済をしても元金がほとんど減らないという方は、債務整理を考えてみるべきでしょう。弁護士と相談をしてみて、一番よい方法をアドバイスしてもらってください。最適な方法は人によって変わってきますから、家計状況、他社ローンの状況なども弁護士に伝えて、一番よい方法を模索していきましょう。

弁護士が一方的に債務整理の方法を決めることはなく、依頼者の都合が尊重されます。いずれにしても老後破産をするくらいなら、まだ若いうちに破産をしたほうがいいのです。年金生活になると収入が減ってしまうので、ローン返済に回すのは得策ではありません。高齢になると病気のリスクも高くなりますから、借金返済は遅くとも50代がリミットと考えるのがよいです。早めに完済をして、それからは貯金を増やしていく生活を意識してください。